アーセナル冨安を現地メディア絶賛…左SBで「最高の姿」 攻守の出色プレーに高評価
ボーンマス戦で先発フル出場、効果的なプレーを連発
イングランド1部アーセナルは5月4日にプレミアリーグ第36節でボーンマスと本拠地で対戦し、3-0で快勝した。日本代表DF冨安健洋は左サイドバック(SB)で先発フル出場。現地メディアでは「最高の姿を取り戻した」と称賛されていた。
タイトル獲得に向けて2位マンチェスター・シティと熾烈なデッドヒートを繰り広げるアーセナルは前半45分にFWカイ・ハフェルツが倒されて得たPKをFWブカヨ・サカが決めて先制。後半にはFWレアンドロ・トロサールとMFデクラン・ライスが追加点を奪った。快勝で勝ち点を83に伸ばし、暫定首位をキープ。1試合消化の少ないシティとの差は1ポイントだ。
冨安は左SBフル出場して勝利に貢献。アーセナル専門メディアの「Pain in the Arsenal」はこの試合で「際立っていた選手3人」の1人として冨安を選び、負傷から復帰後の活躍を評価していた。
「トミヤスは今季も怪我に苦しみ、大きなインパクトを残せていなかった。しかし、この日本代表はボーンマス戦でついにアーセナルのシャツを着た最高の姿を取り戻したようだ。オーバラップで攻撃でも脅威をもたらし、彼のチームメイトがより正確であれば、少なくとも1アシストを記録していただろう」
冨安はクリア4回、デュエル勝利10回と持ち前の守備でしっかりと仕事を果たしたうえで、相手陣内への攻め上がりでも効果的なプレーを連発。攻守両面で存在感を発揮し、先発定着に向けて大きくアピールしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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