エジルよ、アーセナルを去れ! ドイツの“小皇帝”がバイエルン移籍を勧める

 

契約延長問題に揺れる“アシストキング”に、バラック氏がドイツ帰還を助言

 元ドイツ代表の“小皇帝”ミヒャエル・バラック氏が、アーセナルでプレーする同胞MFメスト・エジルに対して、タイトル獲得のためならアーセナルから移籍して離れたほうが良いとアドバイスを送っている。独誌「シュポルト・ビルト」に対して語った。

 13年にレアル・マドリードからアーセナルへ移籍したエジルは、その正確なパスでプレミアリーグのアシストキングに君臨している。しかし、獲得したタイトルは2度のFAカップとコミュニティーシールドのみ。ドイツ代表で14年ブラジル・ワールドカップを制しているが、クラブレベルでは国際タイトルと縁がない。

 バラック氏は「メストはアメージングな選手」と、後輩の天才レフティーを称えている。エジルは2018年で満了を迎えるアーセナルとの契約延長問題に注目が集まり、去就問題が浮上しているなかで、「小皇帝」と呼ばれたドイツのレジェンドが強烈なメッセージを送っている。

「イングランドでトッププレーヤーになれば、周囲からの称賛はドイツよりも大きなものになるだろう。より尊敬され、特別に扱われる。これらだけでも契約延長する理由になる。しかし、もしメジャータイトルを獲得したいのであれば、バイエルンのほうが大きなチャンスがある」

 

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