マック・アリスター飛躍は「遠藤の台頭」 “共演”前後の証拠データに注目「理由はここに」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

プレミアリーグ公式サイトが2人の関係性について特集

 イングランド1部リバプールのアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターはチームの攻撃をリードするキーマンとして活躍する。そして、その輝きを支えている“縁の下の力持ち”として注目を集めているのが日本代表MF遠藤航だ。プレミアリーグ公式サイトが2人の関係性について特集している。

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 マック・アリスターは今季開幕前にイングランド1部ブライトンから完全移籍。加入当初はアンカーにコンバートされた影響からそれほど高い評価ではなかった。それでも徐々にフィットしてきた遠藤がアンカーに定着し、より攻撃的な役割でプレーするようになってからは本領を発揮。ゴールに絡むプレーが一気に増えた。プレミアリーグではここまで25試合で4得点5アシストを記録しているが、そのうち3得点4アシストを直近の6試合で記録している。

 プレミアリーグ公式サイトは「遠藤航の台頭により、マック・アリスターはこれまで以上にボックス・トゥ・ボックスの役割でプレーできるようになった。最初の19試合で1得点1アシストだったマック・アリスターの得点とアシストが急激に増加した理由の一部はここにある」と遠藤の重要性を強調していた。

 また、同サイトは「遠藤がマック・アリスターに与えたインパクト」として、遠藤とともにプレーするようになった前とあとでのマック・アリスターのスタッツの変化にも着目。90分あたりの換算で「Pre-Endo(遠藤以前)」ではゴール0.0、アシスト0.1、シュート0.5、チャンスクリエイト0.8だったのに対し、「Post-Endo(遠藤以後)」ではゴール0.32、アシスト0.32、シュート2.2、チャンスクリエイト2.1とすべての数字が跳ね上がっていた。

 中盤で相手の攻撃の芽を摘み取る遠藤の働きにより、マック・アリスターが持ち前の攻撃センスを存分に発揮していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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