愛媛MF石浦が今季初ゴール

　愛媛FCは4月3日、J2リーグ第8節でベガルタ仙台とアウェーで対戦し、2-1で勝利した。この試合でMF石浦大雅が途中出場から決勝ゴールを決めたなか、「王様の今季初ゴール」と注目を集めている。

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　現在22歳の石浦は東京ヴェルディの下部組織を経て、2019年にプロ初出場を飾った。その後、23年に愛媛へ期限付き移籍で加入すると、リーグ戦23試合に出場して5ゴール4アシストを記録。チームのJ3優勝とJ2昇格に貢献した。

　昨年12月には期限付き移籍中の愛媛への完全移籍が決定した石浦。今季はここまでリーグ戦7試合に出場している。

　そんな石浦は0-1で迎えた仙台戦の後半20分からピッチに立った。すると、2分後にMF谷本駿介が同点ゴールを奪取。勢いづいた愛媛は同34分、左サイドを突破したMF窪田稜のクロスに石浦が頭で合わせて逆転ゴール。相手DFを惑わすポジション取りでフリーになり、ダイビングヘッドでクロスボールに合わせた。

　試合はそのまま2-1で終了し、愛媛が敵地で勝ち点3を獲得。クラブ公式X（旧ツイッター）では、「待ちにまった王様の今季初ゴール！」とコメントを添えて、石浦のゴールシーンを公開した。

　コメント欄では、「二度三度のポジション取りが素晴らしい」「投入直後から圧倒的な存在感」「まさに泥付きマントを纏う愛媛の王様だ」「飛び込みも見事」「泥臭さと上手さを兼ね備えた愛媛の至宝」など、称賛のコメントが寄せられていた。

　第8節で今季初ゴールをマークした石浦。攻撃的なレフティーの昨季を上回る活躍に期待が高まっている。