「期待しないで」 清水MF乾貴士、「シュートは本当に下手」と自省もゴールできる訳

清水の乾貴士【写真:徳原隆元】
清水の乾貴士【写真:徳原隆元】

千葉戦で2得点に絡む活躍

 やはり役者が違った。清水エスパルスは、3月20日に行われたJ2リーグ第5節のジェフユナイテッド千葉戦に3-1で勝利した。先制ゴールにつながるシュートを放ち、決勝ゴールを挙げたのは、元日本代表MF乾貴士だった。

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 前半は千葉に苦しめられる展開になりながらも、前半44分にしっかりと乾が枠内にシュートを放ち、GK鈴木椋大が弾いたボールをMFカルリーニョスが押し込んだ。そして1-1で迎えた後半35分には途中出場のMF松崎快のパスを受けて、GKのニアを抜くゴールを決めた。

 決勝点について乾は、「抜け出した時に打つことは決めていました。別にあそこを狙ったわけではないですけど、思いっきり狙った結果が入ったので良かったです」と、振り返った。

 シュートで2点に絡んだ乾だが、この日は野洲高時代の先輩であるMF楠神順平を試合に招待していたこともあり、「ゴールは決められたけど、もっといいプレーを見せたかった」と悔しそうに振り返った。

 千葉にかなり厳しくマークをされていたなかでも、個の力を随所に見せていた乾だが、「もっと前を向きたかったし、もっと仕掛けたかった。今日は本当にミスばかりだった。特にイージーなトラップのミスとか、ターンをしようとした時に取られているとかが多かった。そのへんはもっとできると思うし、やらないといけないので、自分の特長だと思うので、もっと練習して上手くなりたい」と、自分のプレーへの物足りなさを繰り返した。

 昨季10得点を挙げ、この試合でもゴールを決めた乾だが「シュートは本当に下手なんで期待しないでほしい。いつも通りです。下手です。だから適当に打っています」と言う。だが、やはりゴールを挙げられているのには理由がある。「ただ、シュートの時の判断は間違ってなかったと思います」と乾は語る。

「1点目の時は、しっかりセオリー通りにファーに誰か詰めてくれたらいいなと思って打てました。僕のゴールの時は、DFがファーに来ていたのでファーに打ったら当たるかもというのがあったので、ニア気味の大体あのへんという感じで打ったので。ちょっとした判断はしっかりできているかと思いますが、シュート自体は本当に下手なんで、あまり期待されても困ります」

 昨シーズン、一度も勝てなかった千葉から挙げた勝ち点3に手応えを感じる乾は「次の相手も、去年1回も勝ててない秋田なので。僕自身は2試合とも出られていないので、どういう相手かはいまいち分からないですが、プレー時間が短い相手なので、焦れずに自分たちも相手以上に我慢強く戦い、勝ち点3を取れるように頑張りたい」と、語った。

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