毎熊晟矢、高校の先輩・長友佑都の存在感に驚嘆「こういう盛り上げ方をするんだ」

日本代表の毎熊晟矢【写真:徳原隆元】
日本代表の毎熊晟矢【写真:徳原隆元】

W杯予選の北朝鮮戦に向け国内合宿をスタート

 森保一監督率いる日本代表は3月18日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・北朝鮮戦(21日/ホーム@国立競技場、26日/アウェー@金日成競技場)に向け、国内合宿をスタートさせた。今年1月にカタールで開催されたアジアカップにも出場したDF毎熊晟矢は、東福岡高校の先輩でもあるDF長友佑都の存在感を初日から感じていた。

 カタールW杯以降、日本代表から離れていた長友は、合宿の初日に国内組の毎熊、MF川村拓夢、そして欧州から帰国したMF田中碧、MF久保建英の4選手とともにリカバリー中心のメニューをこなした。

 初めて長友とチームメイトになった毎熊は「高校の時から憧れの大先輩だったので、こうして代表という舞台で一緒にやれることはすごく嬉しいです。試合の時に挨拶はさせてもらって、その時に話はさせてもらいましたが、こうやって長く話せるのは初めてです。試合であいさつさせてもらった時からも、あんな感じで元気だったのでイメージどおりですね」と、最初の印象を語った。

 この日のロンド(ボール回し)の際にも、誰よりも声を出して、チームを盛り立てる長友の姿があった。長友は「若い選手たちは引いていた」と苦笑したが、アジアカップで長友不在の日本代表を経験している毎熊は「自分が入る前の代表の動画とかを見ても、ムードメーカーでやられていたので。今日、初めて一緒に練習をさせていただいて、やっぱりこういう盛り上げ方をするんだなっていう風に思いました」と、大先輩との初練習を終えた感想を口にした。

 優勝が期待されたアジアカップでは準々決勝でイラン代表に1-2で敗れ、ベスト8で敗退となった。この試合にも出場していた毎熊は「最後は個人としてもすごく悔しい思いもしました。自分のところから起点を作られて最後にやられてしまいましたし、守備のところは課題を感じています。日本代表としても守備の部分は、あの大会でチームとしての課題として出たと思うので、個人的にも長友さんにそういった部分のアドバイスをもらいに行けたらなと思って、今日来た。まだ聞けていないですけど、そういった部分でもコミュニケーションを取れればいいなと思います」と、日本屈指の経験を持つ長友から、さまざまなこと吸収する意欲を見せた。

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(河合 拓 / Taku Kawai)



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