今季初勝利のFC東京、長友佑都が攻守に躍動「自信を持って日本代表へ臨んでいける」

福岡戦で先制ゴールを決めた長友佑都【写真:Getty Images】
福岡戦で先制ゴールを決めた長友佑都【写真:Getty Images】

長友が14年ぶりJ1ゴールをマーク

 FC東京は3月16日、J1リーグ第4節でアビスパ福岡と対戦し3-1で今季初勝利を飾った。福岡の地では24年ぶりの勝利となったなか、先制ゴールをマークした日本代表DF長友佑都が喜びを語っている。

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 37歳の長友は、東福岡高校サッカー部出身。今シーズン3戦未勝利で挑んだ一戦、ゆかりのある場所で結果を残す。前半28分、22歳の若き左サイドバック(SB)バングーナガンデ佳史扶の高速グラウンダーのクロスを受けワントラップから豪快にネットを揺らした。

 4分後には長友と同じく東福岡高校サッカー部出身のパリ五輪世代FW荒木遼太郎が追加点。後半12分にはバングーナガンデが長友のクロスの流れたボールを左足ボレーで決めて突き放した。終盤に1点を返されたものの、3-1で勝利。敵地・福岡の試合では約24年ぶりの勝利となった。

 試合後のフラッシュインタビューに登場した長友は、J1で14年ぶりの自身ゴールについて「なんか恥ずかしいですね」と苦笑。「コンディションが良くて、ああいうところにもどんどん入っていけました。チャンスがあればというところで、トラップとシュートがタイミング良くできました」と振り返った。

 また開幕3戦勝利のなかったなか、自身のゴール含め今季チーム初白星には「3試合勝てずに悔しい思いをしていたので、ハードワークして勝てたこと非常に嬉しいです」と喜びを隠さなかった。

 そして長友は、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で戦う北朝鮮との2連戦(21日=国立/26日=平壌)に向けた日本メンバーに招集されている。22年カタールW杯以来の代表選出を受け、すぐ結果を残した点について「勝利というのは格別。得点アシストもできて、チームが勝利できたことが僕としても自信を持って日本代表へ臨んでいけます」と笑顔で語った。

 そして最後に「応援ありがとうございます。やっと皆さんに勝利をプレゼント出来て良かったです。シーズンはまだまだ長いので、気を引き締めて、浮かれずに練習に励んでいきたい」とベテランらしい言葉で締めくくった。

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