ジダン監督が非難を浴びるベンゼマらを擁護 「私は特別扱いしていない」

失速のレアルでサポーターから“戦犯”扱いのダニーロとベンゼマ

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、スペイン最長となる40戦無敗記録を樹立後、チームが公式戦1勝1分2敗と失速しているなかで戦犯として批判を浴びているDFダニーロとFWカリム・ベンゼマを擁護している。特に同胞のフランス人ストライカーに対しては「特別扱い」との声も出ているが、指揮官は「特別扱いはしていない」と否定した。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 ダニーロは2015年にポルトから移籍金3000万ユーロ(約43億円)で加入したが、高額な移籍金に見合わない低調なパフォーマンスとなっている。DFダニエル・カルバハル、DFマルセロとレギュラーのサイドバック不在時に奮起が期待されているが、二度のオウンゴールを記録するなど、チームの足を引っ張る存在となり、サポーターも怒りの声を上げている。

 不要論が飛び交うなか、ジダン監督は「ダニーロはどこにもいかない。彼は常に準備ができていて、チームを助けたいと思っている。ファンも彼をサポートしてくれるだろう。もしも、ベルナベウが奮起を求めるなら、それを受け入れなければいけない」と擁護を呼びかけた。

 

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