長友佑都がカタールW杯以来の電撃復帰! 百戦錬磨の頼れる存在「厳しい戦いが待っている危機感」

FC東京でプレーする長友佑都【写真:徳原隆元】
FC東京でプレーする長友佑都【写真:徳原隆元】

1年3か月ぶりの復帰

 森保一監督率いる日本代表は3月14日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で戦う北朝鮮との2連戦(21日=国立/26日=平壌)に向けたメンバー26人を発表した。DF長友佑都(FC東京)がカタールW杯以来、1年3か月ぶりの復帰となった。

 1月、2月に開催されたアジアカップでは無念の8強止まりだった森保ジャパン。リスタートとなる北朝鮮戦との2連戦はタフな戦いが強いられる。特に13年ぶりに開催される平壌でのアウェー戦は過去2分2敗と未勝利。これまでゴールさえも奪えていない状況で、チームとして積み上げるためにも勝利が必要となる。

 そのなかで、頼れるベテランが戻ってきた。2022年のカタールW杯以来1年3か月ぶりに電撃復帰。長友はクラブを通して意気込みを語っている。

「今回日本代表に選出していただき光栄です。常に僕の憧れであり、誇りである日本代表でふたたび戦うことができる喜びと、厳しい戦いが待っている危機感があります。これまで東京でやってきたことが間違っていなかったことを証明するために全力で戦います。応援よろしくお願いします」

 今回はエースMF三笘薫(ブライトン)が負傷のため選外。守備の要であるDF冨安健洋(アーセナル)も前日13日にベンチ復帰したばかりでメンバーから外れた。DF中山雄太(ハダースフィールド)やMF旗手怜央(セルティック)ら主力級の選手も負傷中。MF久保建英(レアル・ソシエダ)らも連戦が続いており、コンディションが万全とは言えない。

 また、一部週刊誌報道によりアジア杯を途中離脱したMF伊東純也(スタッド・ランス)もメンバー外となった。伊東は国内組で臨むE-1選手権、東京五輪世代が中心として臨んだ2019年のコパ・アメリカ、2試合で大きくメンバーを変更した同年11月ベネズエラ戦を除くと、“フル代表”では同年3月以来“5年ぶり”の選外。そのなかで、長友という百戦錬磨の大ベテランの存在は大きい。アジア杯で悔しい思いをした若き日本代表を37歳の左サイドバックが牽引してくれるはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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