セルティック古橋の成績低下は周囲が原因!? ライバルクラブ監督指摘「古橋の動きは今も鋭い」
公式戦50試合34得点の昨季から今季は39試合14得点に降下
スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧は昨季と比べて得点数が減っており、ブレンダン・ロジャーズ監督の下で絶対的なレギュラーではなくなりつつある。そうしたなかで、同1部マザーウェルを率いるスチュアート・ケトルウェル監督はチャンスを供給できていない周囲に問題があると、古橋を擁護している。スコットランド紙「ザ・スコティッシュ・サン」が報じた。
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古橋は昨季公式戦50試合で34得点をマーク。スコットランドリーグで得点王とシーズンMVPを獲得するなど、国内3冠を達成したチームで不動のエースとして活躍した。
しかし、指揮官がアンジェ・ポステコグルー前監督(現トッテナム)からロジャーズ監督に代わった今季はここまで公式戦39試合で14得点。昨季との比較ではどうしても物足りなさは否めず、ベンチスタートの機会も多くなるなど苦しんでいる。
そうしたなかで、マザーウェルを率いるケトルウェル監督は「問題はワイドのエリアにあって、彼のしていることではないと思う」と古橋を擁護している。
「セルティックと戦う準備の際にさまざまな分析映像を見るが、彼(古橋)の動きは今でもカミソリのように鋭い。だが、昨季のセルティックを見ているからこそ、今の状況と素晴らしかったキョウゴとの違いにみんな混乱していると思う。彼は常にオフサイドポジションでプレーし、センターバックの反対側にいる。ウイングバックとフルバックを追い越してスペースに侵入する能力が際立っていたと思うが、今の彼らはそれができていないため、それによって彼が少し苦しんいるのだろう」
ケルトウェル監督は試合前のスカウティングも踏まえたうえで、古橋の苦戦は自身のコンディションやパフォーマンスではなく、能力を引き出せていない周囲にも問題があると感じていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)