出場停止のジャカをはじめ主力も温存予想

　一方のアーセナルは、22日のバーンリー戦で退席処分となったアーセン・ベンゲル監督が4試合のベンチ入り禁止処分となり、この試合から不在となる。同じ試合でレッドカードを受けた司令塔MFジャカも出場停止。さらにドイツ代表MFエジルやチリ代表FWサンチェス、守護神GKチェフら一部主力の選手は温存される予想となっている。

　サウサンプトンと同じく4-2-3-1システムで、ゴールマウスを守るのはGKオスピナ。DFラインはベジェリン、ガブリエル、ムスタフィ、ギブス。中盤はジャカに代わり、ラムジーがコクランとダブルボランチを組みそうだ。右からチェンバレン、イウォビ、ペレスの並ぶ2列目に、絶好調のフランス代表FWジルーが最前線でチャンスを窺う。

　FAカップでサウサンプトンとアーセナルが対戦するのは2002-03シーズンの決勝戦で顔を合わせて以来となる。その時はアーセナルが1-0で勝利していた。あと一歩のところで涙を呑んだ“セインツ”は、14シーズン越しのリベンジを果たすことができるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web