細谷はパリ五輪出場も目標の1つ

　Jリーグは今週末の開幕に向け、東京都内で「2024Jリーグ開幕PRイベント」を開催。今週末の開幕戦に向け、柏レイソルの日本代表FW細谷真大は「まずはチームで結果を」と話した。

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　細谷は昨季にJ1で14得点を挙げ、日本代表の北中米ワールドカップ（W杯）アジア2次予選のメンバーにも選出された。成長著しいストライカーは先月からのアジアカップにも日本代表の一員として出場。ベスト8で敗退となった準々決勝のイラン戦でも途中出場していたが、チームを勝利には導けなかった。

　そうした年明けであり、2001年生まれの細谷にとって今年はパリ五輪のアジア最終予選や本大会といった国際舞台もターゲットになる1年になる。それでも、まずは「アジアカップは悔しい思いで終わったので、まずはチームで結果を残して頑張りたい」とリーグ開幕へ向けて話した。

　昨季は個人のゴール数こそ伸びたが、チームは終盤戦まで残留争いでの戦いになった。昨季途中にネルシーニョ監督の解任に伴い、ヘッドコーチから昇格した井原正巳監督の2シーズン目になる。細谷は「自分たちからつないでいくことにトライしている。新しいレイソルを見せたい」と意気込んだ。

　チーム状態が噛み合ってくれば、得点王候補と言えるポテンシャルの持ち主。パリ五輪世代のストライカーがさらなる躍進を見せられるか、開幕戦では2月25日に京都サンガF.C.をホームに迎え撃つ。