韓国攻勢も…PK取り消し&ポスト直撃 アジア杯4強のヨルダン戦0-0でハーフタイムへ

ヨルダンと韓国はお互いにチャンスを作りながらも決め切れず【写真:Getty Images】
ヨルダンと韓国はお互いにチャンスを作りながらも決め切れず【写真:Getty Images】

アジアカップ準決勝でヨルダンと韓国が激突

 アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは現地時間2月6日に準決勝の第1試合が行われ、韓国代表とヨルダン代表の試合は0-0でハーフタイムを迎えた。

 両チームはグループリーグE組で同居したところからのリターンマッチ。その時は引き分けに終わったゲームだが韓国が2位、ヨルダンが3位で突破した。しかし、組み分けの妙で韓国は決勝トーナメントに入るとサウジアラビア代表とPK戦、オーストラリア代表と延長戦までもつれ込む2試合連続の激闘を何とか突破。一方のヨルダンはイラク、タジキスタンにそれぞれ90分で勝利を収めて勝ち残ってきた。

 連戦の疲労が懸念されるうえに、守備の中心であるDFキム・ミンジェを出場停止で欠く韓国に対してヨルダンはペナルティーエリア内まで進出するような攻撃を繰り出した。前半25分にはFWヤザン・アルナイマトが韓国のパスミスを拾うと一気にドリブル突破して左足シュートを放つビッグチャンスを作った。しかし、韓国はGKチョ・ヒョヌが何とかセーブして難を逃れた。

 そうした中で迎えた前半29分、左サイドのワンツーで韓国はDFソ・ヨンウがペナルティーエリア内に切り込んだところで相手選手と接触。ここで主審はPKの笛を吹いた。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入してオンフィールドレビューを行うと、逆にソ・ヨンウが相手選手の足を踏みつけてしまっていることが映像で確認され、韓国のファウルとしてPKは取り消しになった。

 さらに韓国は前半32分には右サイドからのクロスをMFイ・ジェソンがヘディングシュート。これはゴールポストに当たって弾かれてゴールにならなかったものの勢いを取り戻し、互角の展開で両チーム無得点の前半を終えた。

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