殊勲の久保は「フィジカル、スキル、メンタルで最高の状態」 スペイン紙が指摘「最大の朗報」

日本の久保建英【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
日本の久保建英【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

日本は3-1でバーレーンに勝利

 日本代表は現地時間1月31日、アジアカップの決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦し、3-1で勝利した。日本は3ゴールで準々決勝に駒を進めたなか、先発を飾ったMF久保建英は貴重なゴールを記録し、勝利に貢献した。スペイン紙は「ソシエダにとって最大の朗報なのは、クボがフィジカル、スキル、メンタルで最高の状態を維持していることだ」と取り上げている。

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 2勝1敗でグループDを2位で突破した日本は、グループEを首位突破したバーレーン戦を迎えた。0-0で迎えた前半31分、ペナルティーエリア手前でDF毎熊晟矢が放ったミドルシュートはゴール左のポストに直撃したが、こぼれ球をMF堂安律が押し込んで先制。さらに後半4分にはペナルティーエリア左でルーズボールを拾った久保がゴール右隅に流し込んだ。一時はオフサイド判定となったが、VARによるオンフィールド・レビューの結果、ゴールが認められた。

 後半19分に連係ミスからオウンゴールを喫したものの、同27分には上田が果敢なドリブル突破から追加点を奪い、自らのゴールで取り返した。その後も日本は幾度となく決定機を演出し、スコア以上に内容でバーレーンを圧倒した。攻守にわたってチームの主軸としてプレーした久保は同23分に途中交代したが、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「クボの得点で勝利し、カタール滞在が延長」と見出しを打って報じている。

 記事では「タケと日本にとっては良い結果となったが、イマノル監督とソシエダのファンにとっては良いニュースとは言えない」と、チームへの復帰が長引いたことを嘆いた一方、「ソシエダにとって最大の朗報なのは、クボがフィジカル、スキル、メンタルで最高の状態を維持していることだ」と、久保のコンディションの良さに注目していた。

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