日本、”悲惨なオウンゴール”に英紙驚き「妨害し合う」「なんというプレゼントゴール」
日本は3-1でバーレーンに勝利
日本代表は現地時間1月31日、アジアカップの決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦し、3-1で勝利した。日本は3ゴールで準々決勝に駒を進めたなか、後半19分に自陣ゴール前でGK鈴木彩艶とFW上田綺世が交錯する連係ミスから失点を喫した場面について、英紙は「鈴木と上田が互いに妨害し合って、ボールは転がり込み、悲惨な失点」と伝えている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
2勝1敗でグループDを2位で突破した日本は、グループEを首位突破したバーレーン戦を迎えた。0-0で迎えた前半31分、ペナルティーエリア手前でDF毎熊晟矢が放ったミドルシュートはゴール左のポストに直撃したが、こぼれ球を堂安が押し込んで先制。さらに後半4分にはペナルティーエリア左でルーズボールを拾った久保がゴール右隅に流し込んだ。一時はオフサイド判定となったが、VARによるオンフィールド・レビューの結果、ゴールが認められた。
日本が完全に試合をコントロールしていたなかで迎えた後半19分、バーレーンの左CKからヘディングシュートを許すが、鈴木がファインセーブで防ぐ。しかし、こぼれたハイボールに対し、クリアしようとした鈴木と上田綺世が交錯してしまい、落ちたボールはゴール内に転がり込んだ。公式記録は鈴木のオウンゴールとなった。
連係ミスからのオウンゴールに対し、英紙「スタンダード」は「料理人が多すぎるとスープが台無しになるとよく言われるが、まさしく日本の落ち度でバーレーンが息を吹き返した。バケルのヘディングシュートは鈴木が好セーブしたものの、鈴木と上田が互いに妨害し合って、ボールは転がり込み、悲惨な失点。バーレーンにとっては貴重なゴールとなったが、なんと素晴らしいプレゼントゴールだろう」と伝えていた。
結果的にオウンゴールに関与する形となった上田は後半27分に果敢なドリブル突破から追加点を奪い、自らのゴールでリードを取り戻している。