韓国、少数精鋭ファンが“緑の軍団”3万人に「対抗」 母国注目「声帯結節になる覚悟で来た」

韓国はサウジアラビアと対戦【写真:ロイター】
韓国はサウジアラビアと対戦【写真:ロイター】

スタジアムはサウジアラビアファンが「掌握」

 韓国代表は1月30日、アジアカップの決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアと対戦。カタール・ドーハのエデュケーション・シティ・スタジアムにはサウジアラビアのファンが約3万人駆けつけているとされるなか、韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は韓国ファンの決意に注目している。

 韓国はサウジアラビア戦でFWソン・フンミン、MFイ・ガンイン、DFキム・ミンジェら欧州組が先発。一方、ユルゲン・クリンスマン監督は4バックから3バックへの変更を決断した。

 記事によれば、4万5000人を収容するエデュケーション・シティ・スタジアムは試合前、「サウジアラビアファンが掌握」。応援歌を歌い、「韓国は終わった」と記者に向かってジェスチャーを見せるファンもいたという。

 そのなかで、「緑の軍団サウジ3万人に対抗」と取り上げたのが、少数精鋭の韓国ファン。「30歳のキム・ウジョン氏は、『顔は笑っているけど、(サウジアラビアの応援団が)怖い。宿の隣の部屋がサウジアラビアのファンなんだ。試合に負けたら帰れない。応援の争いは勢いと流れだ。声帯結節(声帯に節のようなものができる病気)になる覚悟でここに来た」と固い意志を示していた』と注目していた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング