日本戦から得た「5つの教訓」 森保ジャパンとの差…敗戦国が脱帽「すべての面で優れていた」
インドネシアに3-1勝利、森保ジャパンは「まとまりもはるかに優れていた」
森保一監督率いる日本代表は、カタール・ドーハで行われているアジアカップのグループリーグ3試合を終えてグループ2位通過を決めて、1月31日の16強でバーレーン代表と対戦する。第3戦で敗れたインドネシアのメディアは「日本戦から得た教訓」を紹介している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
インドネシアの前半6分、FW上田綺世が自ら獲得したPKを決めて先制に成功。後半7分にMF堂安律のクロスに上田が合わせて追加点を奪い、同43分には上田のシュートが相手のオウンゴールを誘い3-0とリードを広げた。終盤に1点を返されたものの、日本が3-1と勝利を収めた。
インドネシアメディア「Bola」は「日本戦の敗戦から得た教訓」に注目。1つ目は「格」を取り上げており、「日本はすべての面で優れていた。守備、中盤、攻撃の面でだ。それとは別に、日本はチームとしてのまとまりもはるかに優れていた。日本が圧勝して当然の結果だった」と分析している。
また試合の流れを左右した序盤のPKにも触れ、「ジョルディ・アマトの失態がすべてを変えた」と2つ目の教訓としてクローズアップ。「致命的なミスだった。開始早々に上田綺世を倒してPKを献上した」と続けている。その一方で、3つ目は「上々の守備」とポジティブな材料も挙げており、「インドネシアの守備も評価に値する。日本が放ったシュート14本のうち、得点は3点のみで、うち1点はオウンゴール。これはインドネシアの守備の連係が良かったからだ」と評した。
日本との差として、「ボールを運ぶ時の落ち着き不足」も指摘。「インドネシアの弱点は、ボールを運ぶ時に落ち着いていなかったこと」と課題を挙げ、日本代表のプレッシャーをさらされるなかで「反撃のチャンスを無駄にしてしまった」と振り返った。
改善点も多く見つかったという日本戦だったが、次につながる教訓もあったようだ。「不屈の闘志」も教訓としており、3失点後も「インドネシア代表に挫ける様子はなかった」と称賛。「3点目を奪われてから闘志が一層高まった。諦めずに攻め続け、その結果がサンディ・ウォルシュのゴールにつながった」と、その姿勢を評価していた。