“警告→VAR→一発レッド” サッカー・アジア杯で2度の退場劇に衝撃「荒すぎ」「赤妥当」

キルギスのラフプレーに反響【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
キルギスのラフプレーに反響【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

アジア杯F組、キルギスに2人の退場者

 アジアカップ・グループリーグF組の第2節が1月21日に行われ、サウジアラビア代表がキルギス代表を2-0で破った。この試合ではキルギス側に2人の退場者が出ることになったが、そのプレーが「荒すぎ」「めちゃくちゃ」と反響が広がっている。

 タイ代表との初戦を0-2で落としたキルギスと、オマーンを2-1で破ったサウジアラビアの対戦。後者は勝てば決勝トーナメント進出が決まるなか、試合はラフプレーで開幕を告げる。

 前半7分、キルギスのDFアイザル・アクマトフが足裏を見せた危険なタックルを相手MFサミ・アル・ナジにお見舞い。飯田淳平主審はすかさずイエローカードを提示したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入、オンフィールドレビューを実施したのち一発レッドに判定が変更された。

 序盤に数的不利となったキルギスに対し、サウジアラビアが猛攻。すると前半35分、ミドルシュートのこぼれからクロスにつなげて、最後は中央のMFモハメド・カンノがネットを揺らしサウジアラビアが先制に成功する。

 初勝利を狙うキルギスは、数的不利な立場で懸命にプレー。しかし再び危険プレーが生まれてしまう。後半5分、中央サークル付近でバックパスを受けたサウジアラビアDFハッサーン・タムバクティへ19歳のキルギスMFキミ・メルクが激しくタックル。飯田主審はここでも警告を示したが、再びVARチェックが入り、足裏でのタックルの危険度を鑑みて一発レッドに変更された。

 その後は9人となったキルギス相手に、1点リードのサウジアラビアが有利に試合を進める。後半40分にはMFファイサル・アル・ガムディの強烈なミドルシュートを、相手GKエルジャン・トコタエフが防ぎきれずゴールイン。2-0の完封勝利でサウジアラビアがグループリーグ突破を決めた。

 2つの退場となったプレーにはSNS上でも驚きが広がり、「キルギスめちゃくちゃ」「1番やばい」「キルギス荒すぎ」「これあぶなっ」「レッド妥当」「飯田さん、とんでもないチーム引いたな」といった声が挙がっていた。

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