ベトナム戦は2失点も「ここからは上がっていくのみ」

　日本代表は1月19日、アジアカップのグループリーグ第2戦でイラク代表と対戦する。18日に前日会見に登壇したDF板倉滉は、イラク戦について、「グループステージで大事な試合になると思う」と答えた。

　日本は1月14日に行われたグループリーグ第1戦のベトナム戦、MF三笘薫やDF冨安健洋ら主力の一部が欠場。日本をよく知るフィリップ・トルシエ監督率いる相手に苦戦を強いられたが、MF南野拓実、MF中村敬斗、FW上田綺世のゴールで4-2と勝利した。

　中東の難敵イラクとの一戦となるなか、板倉は「まずは、初戦を終えて中4日あるということでしっかりリカバリーもできている。監督からもあったようにチームでコミュニケーションをたくさん取りながらいいトレーニングができている」と語ったうえで、「明日の試合はグループステージで大事な試合になると思うし、選手はその気持ちを持っていると思うので、それをピッチで表現できれば」とした。

　また、イラクメディアから「日本が対戦する時はいつも自信を持って見えるが、試合中にファンがショックを受けるような出来事もある」と改善策を問われると、「ベトナム戦は想定外のことも起きたが、これがアジアカップ。そんなに簡単な試合はないと思い知らされた。油断していたわけではないが、こういう試合になったのはポジティブに捉えていい。次の試合にかける思いも強い。いろいろと想定した中で準備もできている。1試合目をみんながポジティブに捉えているし、ここからは上がっていくのみだと思う」と、前を向いた。