去就に揺れる本田に出場チャンス到来? ミラン監督がイタリア杯で伊代表MF温存を示唆

カリアリ戦で公式戦3試合連続の出番なし

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、8日の本拠地カリアリ戦で公式戦9試合連続の先発落ちとなった。1-0で勝利したチームで公式戦3試合連続の出番なしに終わった苦境の背番号10だが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は12日のイタリア杯ラウンド16のトリノとの第1戦で主力のイタリア代表MFを温存させる可能性を示唆。去就問題も浮上している本田に、出番が巡ってくるかもしれない。

 本田はカリアリ戦の後半19分に、モンテッラ監督からウォーミングアップを命じられた。だが、後半43分のFWカルロス・バッカの決勝弾までゴールを奪えず、4-3-3システムをより攻撃的な4-2-4にシフトして相手に圧力をかけたチームのなかで、本田には最後まで声がかからなかった。

 出番なしに終わった背番号10は試合後、報道陣に挨拶だけすると、無言でサン・シーロを去った。

 今季先発したのはわずか1試合。昨季からリーグ戦通算1得点3アシストと結果を出せていない本田は、6月で契約満了となる。ミランは契約延長のオファーを出しておらず、1月の移籍市場で放出される可能性も取り沙汰されている。

 

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