ブライトン、南米の19歳タレント獲得へ マンCも関心“有望株”と14億円契約を英報道

ボカ・ジュニアーズのバレンティン・バルコ【写真:Getty Images】
ボカ・ジュニアーズのバレンティン・バルコ【写真:Getty Images】

アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズMFバレンティン・バルコの獲得で合意

 日本代表MF三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンがプライオリティーだった左サイドの補強としてアルゼンチンから19歳の新星を獲得するようだ。英紙「ガーディアン」が報じている。

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 若手の発掘の定評あるブライトンは三笘のように世界的には無名ながら大きなポテンシャルを秘めた選手たちをチームで育て、ビッグクラブへと輩出してきた。

 そんなブライトンがアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズから将来有望な19歳のU-23アルゼンチン代表MFバレンティン・バルコの獲得で合意したという。契約解除金として1000万ドル(約780万ポンド/約14億円)を支払う。

 ブライトンのスカウトは数か月にわたってこのバルコを視察しており、獲得に向けた話し合いは先週進展していたようだ。バルコはパリ五輪の出場権を懸けたCONMEBOLプレオリンピック大会に出場するU-23アルゼンチン代表に招集されているが、母国でメディカルチェックを受け、その後正式にブライトンとの契約を交わす見込みだという。

 左利きのバルコは左サイドでサイドバックからウイングバック、前線のウイングまで幅広くプレーできる選手。特にサイドバックはエクアドル代表DFペルヴィス・エストゥピニャンが長期離脱から復帰したばかりで、選手層に不安を抱えているため、「今冬の移籍ウインドウでのプライオリティー」と指摘されているポジション。日本代表MF三笘薫がアジアカップ参加でチームを離れていることもあり、ウイングまでカバーできるユーティリティー性は重宝されそうだ。

 バルコにはマンチェスター・シティも関心を示していたようだが、エクアドル代表MFモイセス・カイセド(現チェルシー)やアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター(現リバプール)、パラグアイ代表MFフリオ・エンシソなど南米からの補強を数々成功させているブライトンが争奪戦を制するようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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