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英代表MFヘンダーソン、半年でプレミア復帰希望か 大幅減俸も受け入れ覚悟と英紙報道
アル・イテファクでは高温多湿な気候やライフスタイルの変化に苦戦
昨年7月にサウジアラビア1部アル・イテファクに加入したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、早くもプレミアリーグ復帰を熱望しているという。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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33歳のヘンダーソンは2011年から昨季までリバプールでプレー。アル・イテファクの指揮を執るスティーブン・ジェラード監督のあとを継いでキャプテンに就任し、2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇、19-20シーズンのリーグ優勝などタイトル獲得に貢献した。
しかし、新戦力の加入により出場機会の減少が予想されたこともあって昨夏にリバプール退団を決意。高額オファーを受け入れ、サウジアラビアへの移籍を決断した。新天地でもキャプテンを務め、公式戦19試合で5得点を決めているが、アル・イテファクはリーグ戦で首位アル・ヒラルと28ポイント差の8位と低迷している。
そんなヘンダーソンは加入からおよそ半年でサウジアラビアから離れ、プレミアリーグへの復帰を熱望しているという。ライフスタイルの変化、高温多湿なサウジアラビアの気候への適応に苦しんでおり、チームメイトにも移籍の可能性をほのめかしているようだ。また、ヘンダーソンはLGBTQ+(性的少数者)の支援者として積極的な活動をしながら、同性愛が違法とされるサウジアラビアへ移籍したことでLGBTQ+コミュニティへの裏切りと批判を受けており、その影響も大きいと報じられている。
週給70万ポンド(約1億2900万円)と言われる破格の待遇でサウジアラビアでプレーしているヘンダーソンだが、プレミアリーグから魅力的なオファーがあれば、大幅な減俸も受け入れることを検討しているという。クリスタル・パレスやフルハム、ニューカッスルが獲得に動く可能性が浮上しているが、33歳のMFはこの冬にイングランドへ帰ってくるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)