アーセナル冨安、7戦ぶり公式戦復帰で不運な失点関与も英メディア及第点評価 「左サイドでフルハムの脅威を阻止」

アーセナル冨安健洋【写真:ロイター】
アーセナル冨安健洋【写真:ロイター】

フルハム戦の後半開始から途中出場

 イングランド1部アーセナルは、現地時間2023年12月31日に行われたプレミアリーグ第20節フルハム戦で1-2と敗れた。ふくらはぎの負傷で戦線離脱していた日本代表DF冨安健洋が公式戦7試合ぶりにベンチ入りを果たし、後半開始から途中出場。チーム2失点目に絡んだが、英メディアは及第点の評価を与えている。

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 アーセナルは前半5分、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリのシュートを相手GKが弾いたところをイングランド代表FWブカヨ・サカが詰めて幸先よく先制に成功。しかし前半29分に同点に追い付かれ、1-1のまま後半へ突入する。

 アーセナルは後半開始から、左サイドのポーランド代表DFヤクブ・キビオルに代えて冨安を投入。しかし、後半14分に左コーナーキックの混戦から冨安にボールが当たり、ゴール前にこぼれてジャマイカ代表FWボビー・リードに決められて失点してしまう。

 その後、アーセナルは3バックにシフトし、冨安は右のストッパーへ。反撃したいところだったが、チャンスを掴めず、そのまま1-2で2023年ラストゲームを落とした。

 英メディア「フットボール・ロンドン」は、選手採点(10点満点)で7試合ぶりの出場となった冨安を「6点」評価。「左サイドでフルハムの脅威を阻止。右サイドにポジションを移し、堅実なプレーを見せたが、攻撃面での効果は薄かった」と分析した。また、英紙「ザ・サン」も「6点」と及第点を付けた反面、「アーセナルの右サイドの守備を確実に改善するために投入されたが、フルハムの2点目となったコーナーキックからの失点に絡む1人となった」と指摘していた。

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