インターハイ王者・明秀日立が“粘り勝ち” 前半劣勢も挽回…夏冬連覇へ萬場監督「改善できた」【高校選手権】

夏のインターハイ王者の明秀日立が2回戦に進出(写真はイメージです)【写真:小林 靖】
夏のインターハイ王者の明秀日立が2回戦に進出(写真はイメージです)【写真:小林 靖】

徳島市立(徳島)との1回戦で苦しみながらも2-0白星発進

 第102回全国高校サッカー選手権大会1回戦が首都圏8会場で行われ、夏のインターハイ王者である明秀日立(茨城)と徳島市立(徳島)が等々力陸上競技場で対戦した。後半に2ゴールを挙げた明秀日立が、2-0で勝利して初戦を突破している。

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 前半により多くのチャンスを作ったのは徳島市立だった。しかし、決定機でことごとくシュートを枠に飛ばせずに前半はスコアレスで終わった。

明秀日立の萬場努監督は「どうしても自分たちに期待があるだろうから固くなり、難しい試合になると分かっていたつもりでした。失点しそうな場面もいっぱいありましたが、ハーフタイムまでうまく(無失点で)いけば、なんとかなるだろうなと予想はしていました。助けられた部分もありましたが、ハーフタイムはちゃんと話が聞けて、改善できたかなと思います」と話したように、前半を無失点で終えたことが大きかった。

 迎えた後半16分、明秀日立はMF吉田裕哉が左足で放ったシュートがクロスバーを叩くと、そこに詰めたFW根岸隼がヘディングでゴールに押し込み、先制点を挙げる。1点をリードしたあとは、試合巧者ぶりを見せて無理に攻めることはせずに時間を使いながら、相手が食いついて仕掛けられる時を確実に選んで追加点を狙っていった。そして同26分には、MF石橋鞘が直接フリーキックを決めて、リードを2点に広げる。

 その後も徳島市立に反撃を許さずに試合は終了。夏に続く全国制覇を目指す明秀日立が2-0で2回戦にコマを進めた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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