クロップ監督、遠藤航の“最大8試合欠場”を認める 現地メディア報道「中盤の重要なメンバーを欠くことは確実」

リバプールで奮闘する遠藤航【写真:Getty Images】
リバプールで奮闘する遠藤航【写真:Getty Images】

来年1月にアジア杯が開幕

 イングランド1部リバプールは12月23日、プレミアリーグ第18節でアーセナルと対戦し、上位対決は1-1で引き分けた。6試合連続で先発出場を飾った日本代表MF遠藤航は地元メディアから高評価を与えられた。そのなかで、ユルゲン・クロップ監督は来年1月に開幕するアジアカップでの欠場を認めたようだ。

 大一番でも中盤の一角に入った遠藤。ここ数試合は好プレーが続いていたなかで、この日も存在感を発揮した。ホームで迎えた一戦、まずは前半4分にフリーキック(FK)からDFガブリエウ・マガリャンイスが頭で合わせて先制した。だが、その後リバプールも反撃に出る。前半14分には遠藤のクロスに抜け出したFWモハメド・サラーがダイレクトで合わせるもわずかにゴール右にズレた。そして同29分、深い位置でサラーがロングパスを受け取ると、自ら切り込んで豪快に振り抜いたシュートがネットに突き刺さった。

 同点に追い付いたなか、遠藤は攻守で猛アピール。攻撃の起点としてチャンスを演出したり、スライディングタックルで危機を回避したりと好プレーを連発した。

 そのなかで、リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」は「クロップ監督、リバプールがサラーと遠藤航を失う時期を認める」と見出しを打って、遠藤が日本代表としてアジアカップに出場し、欠場することを認めたという。同メディアは「1月7日に行われるFAカップ3回戦のアーセナル戦に出場できることが期待されていた。しかしクロップ監督は2人が元日にプレミアリーグのニューカッスル戦のあと、出発する予定であることを認めた」という。

 決勝まで出場した場合は最大で計8試合の欠場となり、復帰戦は2月17日のブレントフォード戦となる可能性が高いと指摘している。同メディアは「現状ではリバプールは少なくとも4試合で得点王と中盤の重要なメンバーを欠くことは確実だ」と嘆いていた。

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