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2023年にネット上で最も検索された選手は「メッシ」 1日単位で遠藤航が世界1位だった理由は?
データサイト「Fbref」が調査
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今年6月、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)から米MLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミへと活躍の場を移した。ヨーロッパからは離れたが、今でも世界で最も注目を集める選手であることに変わりはないようだ。データサイト「Fbref」の調査によると、2023年にサイト上で最も閲覧された選手がメッシだったという。
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閲覧された国別に見ていくと、母国アルゼンチンやプレーしているアメリカはもちろん、中国、インド、南アフリカ、ドイツ、ガーナ、イタリア、ベルギー、スウェーデン、オランダ、エジプト、カナダ、トルコでメッシが1位だったという。また、アメリカでは50の州すべてでメッシが最も見られた選手だったという脅威のデータも残っていたようだ。今年、史上最多8度目となるバロンドール受賞を果たしたレフティーへの注目度は全く下がっていなかった。
そのほかの国で見ていくと、ブライトンからチェルシーに移籍したエクアドル代表MFモイセス・カイセドがイングランド、ウェールズ、アイルランド、北アイルランド、スコットランドでトップに。英国史上最高額となる1億1500万ポンド(約208億円)の移籍金が支払われたことが多くの人の関心を集める結果となっていた。
ポルトガルではFWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)、ノルウェーではFWアーリング・ブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティ)、ブラジルではFWネイマール(アル・ヒラル)、クロアチアではMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)、フランスではFWキリアン・ムバッペ(PSG)とやはり母国のスターが多くなる傾向にあり、日本ではMF三笘薫(ブライトン)がトップだった。一方、南米のコロンビアではレアル・マドリードなどで活躍した元スペイン代表FWグティ氏がトップという不思議なデータも残っている。
なお、今年1年間で1日あたりの閲覧数が最も多かった選手ページは8月16日の日本代表MF遠藤航(シュツットガルト→リバプール)だったという。これは移籍情報の専門家であるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がリバプールの遠藤へのオファーをスクープした日であり、そのタイミングで世界中のサッカーファンが遠藤のことを一斉に調べていたようだ。