前年度王者の東福岡、鹿島内定DF小田が決勝アシスト! 東邦に1-0勝利、3回戦は鹿児島城西との九州対決

東福岡は小田、磐田内定のMF藤川、G大阪内定の高江らを軸に個人能力の高さを発揮

 全国高校サッカー選手権前年度王者の東福岡が、相手の堅守に手を焼きながらも初戦を突破した。2日に等々力陸上競技場で行われた高校選手権2回戦・東邦戦で鹿島アントラーズ内定のDF小田逸稀が決勝点となるアシストをマークして1-0で勝利。3回戦へと駒を進めた。

 前半から東福岡は鹿島内定の小田、磐田内定のMF藤川虎太朗、G大阪内定の高江麗央のJ内定トリオらを軸に、個人能力の高さを見せて東邦を押し込んだ。

 前半22分には左サイドからのクロスをFW藤井一輝が頭で合わせ、GKに弾かれたこぼれ球を藤井がプッシュしたが、GKに当たって軌道が変わりポストを直撃。その後も藤川と高江のホットラインから右サイドを崩す場面があったが、東邦の190センチ長身DFアピアタウィア久らが出足の鋭い守備を見せたこともあり、前半をスコアレスで折り返した。

 後半に入ると、8分に左サイドを突破した小田が蹴ったクロスがファーサイドに流れ、フリーとなった高江が右足で強烈なシュートを放つ。完全に崩した一撃だったが、東邦の主将DF小出晴貴がゴールライン寸前で決死のクリアを見せ、均衡を破らせなかった。

 

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