三笘薫が“不調”…デ・ゼルビ監督が指摘 「負傷を抱えている」「水準のプレーではない」
直近のアーセナル戦でフル出場も得点に絡めずチームも敗戦
イングランド1部ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が負傷明けの日本代表MF三笘薫がまだ本調子でないと明かした。英紙「Sussex express」が報じた。
ブライトンは現地時間12月17日にプレミアリーグ第17節でアーセナルと敵地で対戦。上位戦線に踏みとどまるためにも負けられない一戦だったが、0-2で敗北。そのなかで先発フル出場の三笘も得点には絡めず、前半42分には今季リーグ戦で4度目の警告を受けるなど苦戦を強いられた。
デ・ゼルビ監督は試合後に三笘について聞かれると、「彼は(エバン・)ファーガソン、(アダム・)ララーナ、(シモン・)アディングラと同様に苦しんでいた。選手たちは皆苦しんでいた。薫は悪いプレーはしていなかった」と特に苦しんでいた4選手のうちの1人だったと答えた。
さらにイタリア人指揮官は「とても、とてもタフな試合だった。彼は負傷を抱えている。まだ彼の水準でプレーできていない。彼は我々にとって極めて重要な選手だ」と負傷明けの三笘がまだ本調子ではないと強調していた。
負傷者が多発しているなかで、アーセナル戦ではオランダ代表DFジョエル・フェルトマンが膝を痛めて途中交代となるなど新たな離脱者も出ている。ブライトンにとって我慢の時はまだ続いていきそうだ。