モウリーニョが移籍浮上のマルシアルに苦言 「代理人ではなく私の話を聞くべきだ」

セビージャへの期限付き移籍の動きを牽制

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、去就問題に揺れるフランス代表FWアンソニー・マルシアルに「代理人ではなく、私の話を聞け」と苦言を呈している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 マルシアルは12月31日のミドルスブラ戦で同点弾を決めるなどの活躍を見せ、2-1の勝利に貢献した。その一方で、ユナイテッドでの出場機会の減少にフラストレーションを溜め、スペインの強豪セビージャへの期限付き移籍などが浮上している。

「アンソニーは私の話を聞くべきだ。代理人ではない。自分の話を聞かなければいけない。どの練習でも選手が成長するためのアドバイスをしているが、フィードバックをしなければいけない」

 若きエースの移籍に動くフィリップ・ランボリー代理人を牽制し、モウリーニョ監督はマルシアルにチームへの忠誠を求めた。マルシアルは昨季モナコから加入後、11ゴールを挙げてチーム得点王となったが、今季はわずか2得点。ヘンリク・ムヒタリアン、フアン・マタ、ジェシー・リンガード、ウェイン・ルーニーとタレント揃いの中盤で出場機会が減少している。

 また、今季は本人に通達もなしに、昨季つけていた背番号9を新加入FWズラタン・イブラヒモビッチに奪われ、11番に変更されたことに対し、マルシアルはユナイテッドに対して不満を抱いたと報じられていた。

 

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