中村俊輔、引退から1年もFKハットトリック達成が反響拡大 「上手すぎ」「キック精度えぐい」

FKだけでハットトリックを達成した中村俊輔氏【写真:徳原隆元】
FKだけでハットトリックを達成した中村俊輔氏【写真:徳原隆元】

J-DREAMSが6-3で横浜FC FRIENDSに勝利

 元日本代表MF中村俊輔氏の引退試合「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」が12月17日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた。中村氏は代名詞の直接フリーキック(FK)だけでハットトリックを達成するなど計6得点の活躍で記念試合に華を添え、相変わらずのキック精度が反響を呼んでいる。

 中村氏は前半、横浜FC FRIENDSの一員として、背番号25を背負って出場。前半6分に直接FKから先制点を挙げた。前半27分には味方とのパス交換からエリア内に侵入し、軽やかなステップでDF中澤佑二氏をかわし、そのまま右足のシュートを蹴り込んだ。さらに40分、ゴール正面からの直接FKでハットトリックを達成。壁の上を越えたシュートはゴール右隅に突き刺さった。

 元日本代表選手が揃うJ-DREAMSも前半終了間際に、MF中村憲剛氏のコーナーキックから攻め上がったGK川口能活氏がダイビングヘッドを流し込み、スタンドを大いに沸かせた。

 後半に入ると中村は「J-DREAMS」の10番を背負ってピッチに。すると後半4分に左足のシュートでこの日4点目をゲット。3-3で迎えた後半23分にはこの3本目となる直接FKを突き刺した。その直後に迎えたPKのチャンスは逃すも、試合終了間際に左足のミドルシュートを突き刺し、前後半それぞれでハットトリック達成した

 試合はJ-DREAMSが6-3で横浜FC FRIENDSに勝利を収めた。引退から1年。豪華スターが勢揃いし、1万4825人の大観衆が詰めかけた一戦で中村は現役時代さながらの華麗なプレーでピッチを彩った。

「スカパー!国内サッカー」公式X(旧ツイッター)が引退試合のハイライトを投稿すると、ファンからは「決めすぎやし、上手すぎ!」「キック精度が変わらなすぎてえぐい」「俺たちの誇り」といった声が上がっていた。

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