横浜FM、ACLグループ突破へ暗雲 アウェーでリターンマッチ失敗…韓国・仁川ユナイテッドに1-2敗戦

横浜FMがアウェーで仁川に敗戦【写真:Getty Images】
横浜FMがアウェーで仁川に敗戦【写真:Getty Images】

初戦で敗れた相手とのリターンマッチに敗戦

 横浜F・マリノスは11月28日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5戦で仁川ユナイテッド(韓国)とアウェーで対戦。初戦で敗れた相手とのリターンマッチに1-2で敗れ、韓国勢を相手の2敗目となった。

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 リーグ優勝を逃した横浜FMだが、このACLでは4試合を終えて3勝1敗。仁川に加えて山東泰山(中国)を交えて激しい突破争いを繰り広げている。横浜FMは最終戦が山東との直接対決だけに、勝利して優位な状況を作りたいゲームになった。

 そのなかで横浜FMは立ち上がりの前半7分には右からのクロスにFWエウベルが合わせる決定機を迎えたが、相手GKのファインセーブでゴールならず。すると、初戦でも4失点につながったカウンターを受けてしまう。前半11分にサイドから中央に入れたボールを奪われるとシンプルにサイドを割られ、中央へ折り返した後の最初のシュートはGK一森純がはじき出したものの、こぼれ球をMFホン・シフに蹴り込まれて先制を許してしまった。

 ゴールが欲しい横浜FMは攻撃的に仕掛けていくものの、仁川のカウンターが機能する局面もあり初戦と似たようなせめぎ合いになった。前半36分にはゴール前でFW水沼宏太が合わせる決定機だったが、相手GKがまたしてもファインセーブ。前半38分にフリーキックを短くつないでポイントを変え、DF吉尾海夏が狙ったシュートはクロスバー直撃と惜しいところでゴールが奪えない前半を1点ビハインドで終えた。

 後半も横浜FMが攻撃姿勢を強めつつ、仁川が背後を狙う時間が続いた。そうしたなかで後半23分、横浜FMが一森からつないだビルドアップを仁川が中盤でカットすると、そのまま攻撃を仕掛けてラストパスにFWエルナンデス・ロドリゲスが合わせてゴールへ蹴り込んだ。際どいオフサイドの判定でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックも長くなったがオンサイドでゴールが認められ、先に仁川が狙いを実らせる形になった。

 横浜FMは後半37分、コーナーキックからニアサイドでDFエドゥアルドがコースを変え、ゴール前でエウベルが押し込んで追撃のゴール。しかし、後方に構えた仁川を攻めあぐねてカウンターを受ける初戦と同じような試合をしてしまった横浜FMは1-2で敗戦を喫した。山東とカヤFCイロイロ(フィリピン)の試合はこの後キックオフとなるが、最終戦に複雑な突破条件が残る可能性も浮上している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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