ソシエダの意外な弱点が明らかに? 2016年以来の“記録”に現地メディア注目「慣れていない」

レアル・ソシエダが約8年ぶりにボックス外からの2発を記録【写真:Getty Images】
レアル・ソシエダが約8年ぶりにボックス外からの2発を記録【写真:Getty Images】

バレネチェアが直接FKからオウンゴール誘発、サディクが豪快弾で追加点

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間11月26日、ラ・リーガ第14節でホームにセビージャを迎えて2-1の勝利を飾った。ペナルティーエリア外からの強烈な2発が勝負を決めたなか、現地メディアは2016年以来の“記録”について報じている。

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 日本代表MF久保建英も先発したセビージャ戦。ソシエダは前半3分に左サイドで得たフリーキック(FK)をスペイン人MFアンデル・バレネチェアが右足で狙う。ニアに飛んだボールは一度相手GKマルコ・ドミトロビッチが弾くも、自身の足に当たり跳ね返ってゴールインとなった。記録上、先制弾はオウンゴールとなっている。

 さらに前半22分、ナイジェリア代表FWウマル・サディクがゴールまでおよそ25メートル付近から右足を振り抜いたシュートを見事に突き刺し追加点。ゴラッソ弾でソシエダがセビージャを突き放した。

 その後ソシエダは後半15分に失点。久保は後半31分の場面で味方とのパス交換で右サイドを突破し、エリア内からチャンスを迎えるもシュートはGKの正面に飛んだ。結果、点差を守り切ったソシエダが2-1でホーム戦の白星を手にしている。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はこの試合でソシエダが決めた2ゴールに着目。同国ジャーナリストのペドロ・マルティン氏の発信した情報を引用し「ラ・レアル(ソシエダ)はボックスの外からの2ゴールでセビージャを破ったが、これは2016年2月のエスパニョール戦以来のこと」だと記録を取り上げている。

 約7年と11か月のエスパニョール戦では、当時在籍していたブラジル人FWジョナタス(アスレチック・クラブ/ブラジル)と元メキシコ代表FWカルロス・ベラ(ロサンゼルスFC/MLS)のエリア外シュートを含め5-0の快勝を飾っていた。

 記事では「ソシエダは、遠くから相手を攻撃することに慣れていない。実際、ボックスの外から2ゴールを決めたのは、昨日の試合が約8年ぶりだった」と報じている。ミドルシュートでのゴールが少ないチームだけに、バレネチェア、サディクが見せたそれぞれの一撃は今後の好材料となっていきそうだ。

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