エースFWが決定機でまさかのシュートミス

　オランダ1部フェイエノールトは現地時間11月25日、リーグ戦第13節でエクセルシオールと対戦し4-2で勝利した。敵地での打ち合いを制したなか、前半にエースFWによるまさかの決定機逸が注目を集めている。

　首位PSVを追うフェイエノールトはこの試合、前半6分にFWサンティアゴ・ヒメネスのゴールで幸先良く先制する。ところが、その10分後にエクセルシオールFWトロイ・パロットに同点ゴールを献上。前半を1-1で折り返した。

　後半に入ると、フェイエノールトがギアを上げる。同16分にヒメネス、同21分にMFキンテン・ティンバーが立て続けに得点を挙げ突き放した。その直後、FWラザロス・ランプルのゴールで1点差に詰め寄られるも、同37分にヒメネスがハットトリックを達成してダメ押し。点の取り合いを制し、首位追走へ必要な勝ち点「3」を積み上げた。

　ヒメネスにとってはこの日、ハットトリックで殊勲の活躍を披露した一方で、前半にまさかのミスが。米スポーツチャンネル「ESPN」オランダ版公式インスタグラムが注目し、動画を公開した。

　その場面が起きたのは前半36分だった。左サイドのハーフウェーライン付近から出されたスルーパスにティンバーが反応。ペナルティーエリア（PA）内に侵入し、走り込んできたヒメネスに折り返した。ティンバーのシュートを警戒した相手GKはパスのタイミングで倒れ込み、ゴールはがら空きに。あとは冷静に流し込むだけと思いきや、左足で放ったシュートはクロスバーの上を通過。まさかのシュートミスにヒメネスはもちろん、後方で見守っていた仲間も頭を抱えずにはいられなかった。

　この動画が公開されると、コメント欄にはファンから「こんなチャンスを逃すなんて信じられない」「ゴールが見えなかったのか」「パネンカ？」「愚かな選択」といった反応が寄せられている。