上田綺世は「良い感覚を持って帰ってくる」 代表戦で2試合5ゴール…帰還後の活躍にクラブ専門メディア期待

日本代表の上田綺世【写真:Getty Images】
日本代表の上田綺世【写真:Getty Images】

フェイエノールト専門メディアも得点量産に称賛「わずか3分の間に2ゴールを記録」

 森保一監督率いる日本代表は11月21日、サウジアラビア・ジッダで行われた北中米共催ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選第2戦でシリア代表と対戦。16日のミャンマー戦(5-0)でハットトリックを達成したFW上田綺世は、この試合にも先発出場すると前半で2ゴールを挙げる活躍を見せた。フェイエノールト専門メディア「FR12」は、クラブに戻っての活躍に期待を寄せている。

 ミャンマー戦で日本代表での初ハットトリックを達成していた上田。1-0出迎えた前半37分に左からDF伊藤洋輝が入れたクロスをMF伊東純也が折り返し、最後に上田が詰めて2試合連続のゴールを決める。さらに同40分にも伊東のラストパスをゴールに押し込み、2試合連続で複数ゴールを決めた。2試合連続ハットトリックの期待も懸かった上田だが、後半20分にFW細谷真大との交代でベンチに退いている。

 この活躍に「FR12」も反応して「上田が日本代表でわずか3分の間に2ゴールを記録」と見出しを打ち、「上田綺世はフェイエノールトに、良い感覚を持って帰ってくる。ロッテルダムのチームのストライカーは、先週のミャンマー戦でハットトリックを達成し、シリア戦でも日本の2点目、3点目となるゴールを決めた」と、報じている。

 今夏の移籍市場で、クラブ史上最高額となる1000万ユーロ(約16億円)の移籍金でフェイエノールトに加入した上田だが、クラブではここまで公式戦12試合で1得点となっている。シーズン序盤の負傷もあり、レギュラーのポジションをつかめていない状態だが、日本代表での活躍をクラブでの飛躍につなげることができるだろうか。

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