“日本の神童”FW久保建英に新たなライバル 同じ年生まれの15歳がセリエA最年少デビュー!

ジェノアのFWピエトロ・ペッレグリ 最年少デビュー記録を79年ぶりに1日更新

 日本では15歳のU-19日本代表FW久保建英がJリーグ最年少デビュー(J3 )をして話題をさらったが、イタリア・セリエAでも久保と同じ2001年生まれの15歳が約80年ぶりに史上最年少記録を更新するデビューを飾った。

 ジェノアのFWピエトロ・ペッレグリは22日の敵地トリノ戦の後半43分から出場し、ベンチ入り2試合目にしてデビューを飾った。先日、ユベントスの2000年生まれの16歳FWモイーゼ・ケーンがデビューし、2000年代生まれの初出場選手となったが、ペッレグリは21世紀生まれ初のセリエA出場選手になった。

 すでにイタリアU-17代表に選出された経験を持ち、15歳にして188センチの長身を誇るペッレグリは、ジェノアの地元である港町ジェノバの出身で、現在はプリマヴェーラ(ユースチーム)の所属。しかし、トップにも登録されて出場機会を得ることになった。

 そして、この日のデビューはペッレグリにとって15歳9カ月5日目となり、1937年にローマでデビューしたFWアマデオ・アマデイが保持していた15歳9カ月6日の最年少デビュー記録を79年ぶりに1日更新。歴史に名を残すことになった。

 イタリア期待の15歳は今後どのような成長を遂げていくのか。日本で“神童”として注目される久保にとっては、国境を越えた同世代のライバルになっていくのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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