冨安健洋を「相当信頼してる」 アルテタから労いの“抱擁シーン”に反響「褒められた」

バーンリー戦でフル出場した冨安健洋【写真:Getty Images】
バーンリー戦でフル出場した冨安健洋【写真:Getty Images】

3-1勝利後のピッチで冨安に接近した指揮官

 イングランド1部アーセナルは現地時間11月11日、プレミアリーグ第12節でバーンリーと対戦し、3-1で勝利した。日本代表DF冨安健洋は公式戦3試合連続でスタメンに名を連ね、右サイドバック(SB)でフル出場。同点被弾に関与も、堅実なプレーで守備を支えたなか、ミケル・アルテタ監督からの信頼が伝わるワンシーンが反響を呼んでいる。

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 冨安は8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節のセビージャ戦(2-0)に先発出場も、前半で途中交代となっていた。ミケル・アルテタ監督が試合後、「違和感を覚えていた。リスクを冒したくなかった」と明かしており、バーンリー戦で欠場の可能性も伝えられていたが、スタメン出場を果たした。

 ニューカッスル戦(0-1)、セビージャ戦と、直近の公式戦2試合でのスタメン起用時は左サイドバック(SB)を任されていたなかで、バーンリー戦では右SBで出場した。後方からのビルドアップ時には立ち位置を中に絞るなど臨機応変に対応。守備でも前半は対面したFWルカ・コレオショ相手に仕事をさせず堅実なプレーを披露した。

 一方、アーセナルが1-0リードして迎えた後半9分、自陣右サイド深くでコレオショとの1対1の局面を迎えた際、ペナルティーエリア内で入れ替わられ突破を許すと、その流れから同点弾を献上。守備面には反省点が見られたものの、全体的には少なからず及第点が与えられるパフォーマンスでチームの勝利に貢献した。

 そんななか、試合後のある光景がSNS上で話題に。中継映像では終了後のピッチにカメラが向けられ、そのなかで冨安とアルテタ監督の姿をキャッチ。指揮官は笑顔で冨安の肩に手を回し、手で胸を叩きながらこの試合のパフォーマンスを労うかのような抱擁を交わした。

 ファンからは「相当信頼してる」「最高!」「褒められた」「格別にお気に入りだろ」との声が並び、アルテタ監督からの信頼の現れとも見て取れるワンシーンに熱視線が注がれていた。

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