ELトゥールーズ戦は前半45分のみで交代

　イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間11月9日のUEFAヨーロッパリーグ（EL）第4節トゥールーズ戦（2-3）で先発出場するも、前半のみで途中交代となった。元イングランド代表MFジョー・コール氏は、「遠藤は退場になるべきだった」と、2枚目のイエローカードに該当するプレーがあったと指摘している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。

　遠藤は移籍後初ゴールを挙げたELグループステージ第3節トゥールーズ戦（5-1）に続いて先発出場し、4-3-3のアンカーでプレー。思うようにボールを受けることができず、守備でも後手に回っていた印象で、前半34分には相手選手の足を踏みつけて警告を受けた。

　さらに、前半終了間際にはMFクリスティアン・カセレスに対して際どいタックルを仕掛けてファウルを取られた。2枚目のイエローカードは避けられたが、遠藤はハーフタイムで交代を告げられた。

　元イングランド代表MFジョー・コール氏は英スポーツチャンネル「TNTスポーツ」で、「遠藤は退場になるべきだった」とコメントしたという。英紙「デイリー・メール」も「まったくボールを奪えなかった遠藤は、ハーフタイム直前にクリスティアン・カセレスに飛び込んだ時、無謀なチャレンジだったため、2枚目のイエローカードを提示される可能性もあった」と指摘していた。