「まるでスローモーション再生」 三笘薫、クロス→ゴールの軌道に英メディア注目「ヤングの膝に当たり…」

エバートン戦でオウンゴールを誘発した三笘薫【写真:ロイター】
エバートン戦でオウンゴールを誘発した三笘薫【写真:ロイター】

ブライトンはエバートンに1-1のドロー 三笘がオウンゴールを誘発

 イングランド1部ブライトンは現地時間11月4日、プレミアリーグ第11節でエバートンと対戦し、1-1と引き分けた。日本代表MF三笘薫は先発フル出場し、試合終盤に相手DFアシュリー・ヤングのオウンゴールを誘発するプレーで勝ち点1の獲得に貢献している。そんななか、英メディアは三笘のクロスがゴールへと還元された軌道に注目。また、同点弾が生まれた背景についても識者のコメントを紹介している。

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 直近リーグ戦4試合で未勝利(2分2敗)のブライトンは前半7分、相手DFビタリー・マイコレンコに先制点を奪われる厳しいスタートを余儀なくされる。同14分にはDFルイス・ダンクがボレーシュートを叩き込むも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入でオフサイド判定となり取り消しに。リードを許したまま迎えた後半39分、左サイドを突破した三笘がクロスを入れると、対峙していたヤングの足に当たって軌道が変わり、吸い込まれるようにゴールネットを揺らした。

 三笘が試合終盤にチームを救う同点弾を演出したプレーについて、英公共放送「BBC」は「タイムリミットが迫るなか、俊足のミトマが右に左にと向きを変え、ボックス内へと放り込まれたボールはヤングの膝に当たり、まるでスローモーション再生でピックフォードの頭部を通過してゴールに収まった」と説明している。

 同メディアは元スコットランド代表FWパット・ネヴィン氏のコメントを紹介しており、「ブライトンはポゼッションに長けており、ボールを支配する方法を把握しているが、決定的なチャンスはあまり生み出せなかった。しかし、当然ながら対応する仕事量のせいでエバートンに疲労が襲い始めた。そうなると歪みが生じる。ミトマはそのスペースを最大活用し、同点ゴールを演出した」と解説していた。

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