「三笘マジックが勝ち点を後押し」 ブライトン公式、殊勲のOG誘発に喝采「ファンから大きな称賛を受けた」
三笘はOGを誘発…ドローに持ち込んだ
イングランド1部ブライトンは、現地時間11月4日に敵地で行われたプレミアリーグ第11節エバートン戦で1-1と引き分けた。日本代表MF三笘薫はフル出場し、試合終盤に相手DFアシュリー・ヤングのオウンゴールを誘発。クラブの公式ホームページでは試合のレポートで「三笘のマジックがブライトンのポイントを後押しした」と活躍に注目した。
ブライトンは三笘が前半5分にドリブルでゴールライン際をえぐったが、その後は相手の素早いカバーで思うようにボールを持てず。直後の前半7分、エバートンが左サイドからクロスを上げ、ウクライナ代表DFビタリー・マイコレンコが放ったシュートは一度相手GKに弾かれたら、すかさず放った一撃がDFに当たってコースが変わり、先制点となった。
1点ビハインドのまま後半に突入したブライトンは、相手のマークに苦戦していた三笘が後半22分に左サイドをえぐり、折り返して最後はドイツ代表MFパスカル・グロスがシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。
後半34分には三笘がペナルティーエリア内左でこぼれ球に合わせてシュートを放つも枠外。しかし、同39分、三笘が左サイドで仕掛け、中央へ蹴ったボールが対峙した元イングランド代表DFアシュリー・ヤングに当たってコースが変わり、そのままゴールへ。ヤングのオウンゴールとなって同点に追い付き、1-1のドローで試合を終えた。
データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、フル出場した三笘はボールタッチ52回、パス成功37本中30本(成功率81%)、ドリブル成功7回中4回、ポゼッションロスト15回という成績だった。
クラブ公式は試合のレポートで「三笘のマジックがブライトンの勝ち点を後押しした」と題して、「試合が進むにつれて調子を上げた三笘薫のクロスからアシュリー・ヤングのオウンゴールが突き刺さるのを見た時、ついに報われた」と活躍を称賛。また、「三笘はアルビオンファンからその大きな称賛を受けた」と、ファンからもヒーローとして称えられたことを記していた。