鹿島の永木、球際の攻防でレアルとの差を痛感 「取れそうで取れない」と衝撃を受けた相手は…

ボランチの一角で出場の永木 「やってみると想像したものに加えて質も高かった」

 日本屈指のボール奪取力を誇るボランチであっても、レアルの技術はクオリティーが高すぎた。鹿島アントラーズの日本代表MF永木亮太は、18日のFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝のレアル・マドリード(スペイン)と120分の激闘を演じ、「取れそうで取れない」という悔しい瞬間を感じ続けていた。

 永木は試合開始から主将のMF小笠原満男とダブルボランチを形成し、試合途中からMF柴崎岳と組んだ。小笠原と柴崎はともに展開力を備えており、永木が奪ったボールをパートナーが捌いてショートカウンターを仕掛ける形を鹿島は得意とする。しかし、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロースを中心にゲームを組み立てるレアルの中盤を相手にすると、その黄金パターンはなかなか繰り出せなかった。

「フィジカルとスピードは、やってみると想像したものに加えて質も高かった。ボールを取れそうなところで一歩速い。ボールの置き所が良くて取れない場面が何度もあって、差を感じた。モドリッチは上手いですね」

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が強調する“デュエル”(1対1)の強さが代表入りの大きな要素になった永木だが、レアル戦では純粋な体のぶつけ合いにはなかなか持ち込めなかった。とりわけモドリッチには衝撃を受けたようだ。「取れる」と思った瞬間に巧みに足でボールの方向を変えられ、「取れる」と思った瞬間にボールはわずかに届かないところにある。苦行とも言える時間を過ごしながら、球際の攻防で世界との差を痛感した。

 

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