「デ・ゼルビは正しかった」 三笘薫、先発時に上昇する攻撃データに現地注目「個人の貢献だけにとどまらない」

三笘薫がブライトンに与えたインパクトとは?【写真:Getty Images】
三笘薫がブライトンに与えたインパクトとは?【写真:Getty Images】

三笘が先発すると平均ゴール数が0.4点アップ

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今やチームに欠かせない存在となっている。三笘先発時とそうでない試合では、勝率などチーム全体のスタッツにも大きな変化が表れているという。クラブ公式サイトが伝えた。

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 三笘はベルギーでの武者修行期間を終え、昨季ブライトンで1年目を迎えた。公式戦41試合で10得点7アシストをマークする活躍で、プレミアリーグでは6位躍進に大きく貢献した。2年目の今季も公式戦12試合で3得点4アシスト。左サイドから多くのチャンスを作り出している。

 途中出場から2得点を決めた第6節ボーンマス戦(3-1)のように短い時間でも強烈なインパクトを残しているが、今や三笘はブライトンの絶対的なレギュラー。ロベルト・デ・ゼルビ監督からの信頼も絶大だ。

 クラブ公式サイトは、さまざまなスタッツを基に三笘がブライトンへ与えたインパクトの大きさを特集している。そのなかで「三笘の攻撃面での広範囲に及ぶ影響は、彼個人の貢献だけにとどまらないことを物語っている」と特筆。昨季の開幕以降、三笘が先発した試合とそうでない試合とでチーム全体のスタッツを比較すると、三笘先発時は平均ポゼッション率が6%、勝利の割合が13%、相手陣内でのパス成功率が5%それぞれ上昇。さらに1試合でのシュート数は4本以上増え、平均ゴール数も先発していない試合の1.7点から2.1点へと増加している。

 三笘は先日ブライトンとの契約を2027年まで延長。その際にデ・ゼルビ監督は「カオルは我々のトッププレーヤー」と話していたが、記事では「あらゆるスタッツが、デ・ゼルビが正しいことを物語っている」と締めくくられていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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