“サムライブルー”は「史上最高のチーム」と海外ファン感銘 英紙も注目「ドイツは日本には敵わなかった」

日本代表の進化に英紙注目【写真:徳原隆元】
日本代表の進化に英紙注目【写真:徳原隆元】

ドイツ撃破を含め5連勝中の日本に海外でも注目が集まる

 日本代表は10月17日、チュニジア代表と国際親善試合を行う。強豪ドイツとの試合を含む5連勝中と好調を維持しているなか、海外では“サムライブルー”が世界屈指の強豪へと成長しているのではと注目を集めているようだ。

 日本は昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)では優勝経験のあるドイツとスペインを破って16強に進出。大会後も森保一監督が続投となり、4年後に向けた再出発を切ると今年3月のコロンビア戦(1-2)で敗れた後は、エルサルバドル戦(6-0)、ペルー戦(4-1)、ドイツ戦(4-1)、トルコ戦(4-2)、そして直近のカナダ戦(4-1)まで5連勝。5試合で22得点5失点と申し分ない内容で勝利を重ねている。チュニジア戦ではこの連勝をさらに伸ばすことが期待される。

 そうしたなかで「ファンは日本が密かに“地球上最高”のチームになっていることに気がついている」と見出しを打って報じているのは英紙「デイリー・スター」だ。親善試合とはいえW杯での躍進やアウェーでドイツを下したインパクトもあり、海外のサッカーファンはその成長ぶりに感銘を受けているようだ。

 あるファンアカウントによる「日本が史上最高のチームになっていることを見逃していた」というX(旧ツイッター)での投稿をきっかけに、「両サイドに三笘(薫)と久保(建英)がいるなんて、ウイングに2億ポンド(約365億円)をかけたうちのクラブよりいい」「テクニックに優れた選手がいる。2026年のW杯チャンピオンだ」などと日本を称賛するコメントが増えていることが取り上げられていた。

 同紙はこれらの投稿をあくまで“ジョーク”として紹介しているが、それでも「彼らにはエキサイティングな才能が揃っている。イングランドで頭角を表す三笘薫は新しい波の中心にいる」「ドイツはアントニオ・リュディガーやイルカイ・ギュンドアンなど強力なチームを揃えたが、それでも日本には敵わなかった」と優れた選手が揃っていることや、ドイツ撃破の実績を称えていた。

 日本は来年1月にアジアカップを控えている。最多5度目の優勝を飾り、アジア王者に返り咲くことになれば、世界からの注目度もより高まるはずだ。

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