日本の5戦22発は「恐ろしい攻撃力」 チュニジア戦に韓国注目「間接的に日本との比較をできる機会」

日本代表はチュニジア戦でもゴールラッシュなるか【写真:徳原隆元】
日本代表はチュニジア戦でもゴールラッシュなるか【写真:徳原隆元】

韓国はチュニジア相手に4-0で快勝、日本は果たして?

 森保一監督率いる日本代表は10月17日、ノエビアスタジアム神戸でのキリンチャレンジカップでチュジニア代表と対戦する。チュニジアと同13日に対戦して4-0と快勝した韓国のメディアは、「韓国と日本を間接的に比較できる機会」と注目している。

 森保ジャパンは10月13日にカナダとの国際親善試合に臨み、前半だけで3-0と圧倒し、最終的に4-1で快勝。直近5試合で全勝、計22ゴールの破壊力を見せつけている。

 対する韓国は昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)以降、国際親善試合6戦を行いわずか1勝しかしていなかった(1勝2敗3分)。そのなかで迎えた10月13日のチュニジア戦では、後半10分、12分と立て続けにMFイ・ガンインが得点。その後相手のオウンゴールで点差を広げると、同アディショナルタイムにはFWファン・ウィジョが追加点を挙げて4-0の完封勝利を飾った。

 韓国メディア「マイデイリー」はまず、好調の森保ジャパンについて「日本はカナダ戦を含め、直近の国際Aマッチ5試合で全勝。今年6月のエルサルバドル戦(6-0)とペルー戦(4-1)で計10ゴール、9月にはドイツ戦(4-1)、トルコ戦(4-2)で計8ゴールを決めた。そして今回のカナダ戦(4-1)でも快勝。この5試合で計22ゴールを決め、1試合平均4.4ゴールを記録する恐ろしい攻撃力を見せた」と言及。そのうえで、次戦のチュニジア戦に注目している。

「日本の次の相手はチュニジアだ。韓国遠征で0-4と大敗したチュニジアは、日本遠征でプライド回復に臨むが、容易ではなさそうだ。また、韓国と日本を間接的に比較できる機会でもある。韓国は2022年のカタールW杯以降、代表チームの雰囲気は低迷気味だ。ユルゲン・クリンスマン監督体制で快勝がなかったが、今回のチュニジア戦で初めて3ゴール以上を決めて勝利した。続く日本対チュニジア戦でチュニジアの実力がどの程度なのか判断できる」

 森保ジャパンがチュニジア相手にどのような戦いを見せるか、楽しみな一戦となる。

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