日本代表のスーパープレーは「キャプテン翼風」 スペイン紙が妙技に脱帽「素晴らしい」

伊東純也のアシストから田中碧が決めたゴールに注目【写真:徳原隆元】
伊東純也のアシストから田中碧が決めたゴールに注目【写真:徳原隆元】

後半に生まれた日本の圧巻ゴール、スペイン紙も注目

 森保一監督率いる日本代表は10月13日に国際親善試合のカナダ代表戦に臨み、4-1と快勝した。日本のゴールに注目したスペインメディアは、「オリベルとベンジ(スペインでの「キャプテン翼」のタイトル)風のプレーを見せた」と絶賛している。

 試合は前半2分にMF田中碧が先制ゴールを奪うと、同40分に相手のオウンゴールで追加点を奪い、同42分にMF中村敬斗の一撃で前半は3-0と圧倒。そして後半4分に海外メディアも注目するスーパーゴールが生まれた。

 カナダのゴール前まで侵入したMF南野拓実が中央にパスを供給。ペナルティーエリア手前のMF伊東純也が浮き球をトラップし、相手に囲まれながらも絶妙な柔らかいタッチで目の前に立つ相手の肩口を通す絶妙なパスを送る。すると、狭いスペースにタイミング良く走り込んでいた田中が豪快なシュートを突き刺してダメ押しのゴールを奪った。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「オリベルとベンジ(キャプテン翼)を思わせるカナダ戦での日本の素晴らしいプレー」と注目。「カナダとの親善試合は4-1のスコアで決着し、日本のラストゴールでは有名な作品『オリベルとベンジ』風のプレーを見せた」と触れつつ、「スタッド・ランスの伊東、デュッセルドルフの田中の素晴らしいコンビネーションにより、SNSで拡散した」と反響ぶりを報じている。

 また「ハーフタイムの時点ですでに3-0で勝っていた試合を締めくくり、アジアには今後数年間、打ち勝つべき相手がいることを証明した」と続け、アジアの中で確固たる地位を築く日本代表に目を向けていた。

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