F・トーレスがミランからチェルシーへ早くも出戻り? 今冬移籍の可能性を英紙が報じる

 

イタリアで思うように結果を残せてないトーレス

 

 今季からレンタル移籍でACミランに加入している元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、早くも1月に所属元のチェルシーへ「返品」される可能性が高まってきている。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 チェルシーで苦境に立たされていたトーレスは、新天地にミランを選んだ。2年間の期限付き契約を結んだことで、事実上チェルシーでの選手生活は終結したと言われていた。

 しかし、リーグ戦10試合でわずか1得点と振るわず、スペイン人FWの不甲斐ないパフォーマンスにミランは苛立ちを覚えているとのこと。フィリッポ・インザーギ監督はすでに代役の模索に動いているという。

 今夏チェルシーは、スペイン代表FWジエゴ・コスタの他にも、元フランス代表FWロイク・レミーの獲得、レジェンドの元コートジポワール代表FWディディエ・ドログバの復帰で、3人のストライカー確保に成功している。

 仮にトーレスがロンドンの地に戻ってきたとしても、ベンチの席すら用意されない可能性が高い。かつて「エル・ニーニョ(神の子)」」と呼ばれた男は、アトレティコ・マドリードでの飛躍を経て、リバプールで世界に旋風を巻き起こした。しかし、既に過去のプレイヤーになりつつあるトーレスは、ロンドン経由による次の目的地の“出発便”を探し求めなければならないかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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