ラニエリ監督、「フレッシュ」な岡崎を後半から投入も… その理由はレギュラーFWの疲労考慮

16節のボーンマス戦で3試合連続ベンチスタートの岡崎は後半から出場

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、現地時間13日に行われたプレミアリーグ第16節ボーンマス戦で3試合連続ベンチスタートとなり、後半開始と同時にピッチに立ったが、得点には絡めずチームも0-1で敗れた。クラウディオ・ラニエリ監督はFWイスラム・スリマニを優先的に起用しているが、この日は早々に岡崎を投入。「(岡崎は)フレッシュだった」とその起用の意図を明かした。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。

 レスターは前半34分にボーンマスMFプーに先制ゴールを許した。後半には岡崎をはじめ、FWムサやFWウジョアら攻撃的なカードを次々と切るも1点が遠かった。今季8敗目を喫したレスターは、アウェーゲームで1分7敗と泥沼から抜け出せずにいる。

 ラニエリ監督は「この結果は我々にとっては厳しいものだと思う」と語った一方、「パフォーマンスは良かった」と内容には一定の評価を与えている。前節は強豪マンチェスター・シティを4-2で下しながら中位のボーンマスに敗れる不安定な飛行が続くが、指揮官は冷静な態度を貫いている。

 ここ3試合はクラブ史上最高額となる移籍金3000万ユーロ(約37億円)で加入したアルジェリア代表FWスリマニが岡崎に代わって先発しているが、この試合では早いタイミングで交代カードを切った。指揮官は戦術的な意図というより、過密日程が影響した采配だったと明かしている。

 

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