アーセナル冨安は「二重の脅威に上手く対処」 英メディア指摘の課題とは?「不足していることが判明」

アーセナルの冨安健洋【写真:ロイター】
アーセナルの冨安健洋【写真:ロイター】

冨安は右SBでフル出場

 イングランド1部アーセナルは10月3日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第2節でRCランスと対戦し、1-2で敗れた。日本代表DF冨安健洋は右サイドバック(SB)としてCL初先発。英メディア「フットボール・ロンドン」の採点では及第点が与えられ、守備では高評価を得た。

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 アーセナルは前半14分、FWガブリエル・ジェズスのゴールで先制。だがその後、同25分にMFアドリアン・トマソンに決められて追い付かれると、後半24分には右サイドからのクロスをFWエリー・ワヒに直接合わされ、勝ち越された。

 手痛い1敗を喫したアーセナル。そのなかで冨安は1-1の後半に決定機に絡んだ。左コーナーキック(CK)から強烈なボレーシュートを放つも不運なことに惜しくも相手GKの正面。これを決め切れずに悔やんでいた。

 フル出場した冨安は「フットボール・ロンドン」の採点で6点が付けられた。寸評では「ランスのウイングバックとインサイドフォワードの二重の脅威に上手く対処したようにまともな守備を見せた」と評価を得た一方で、「しかし、ファイナルサードでは彼のパフォーマンスが不足していることが判明」と攻撃力での課題を指摘された。また、「コーナーからのボレーをGKがセーブしたのは不運だった」と、決定機を逸した場面は仕方がなかったとされていた。

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