「三笘を黙らせた」 大敗のブライトン…“三笘封じ”の相手DFに現地が高評価「大きなタスクをやり遂げた」

マティ・キャッシュ(写真中央)が三笘薫相手に奮闘【写真:ロイター】
マティ・キャッシュ(写真中央)が三笘薫相手に奮闘【写真:ロイター】

右SBキャッシュは“三笘封じ”のタスクを遂行した

 日本代表MF三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンは、9月30日にプレミアリーグ第7節でアストン・ビラと敵地で対戦。1-6で大敗し、今季2敗目を喫した。左サイドで先発フル出場した三笘は得点やアシストに記録することはできず。一方で、対峙したアストン・ビラのポーランド代表右サイドバック(SB)のDFマティ・キャッシュは“三笘封じ”のタスクを遂行したとして現地メディアから絶賛されていた。

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 開幕6試合で3得点3アシストとチームを牽引する三笘だったが、この日はアストン・ビラの勢いに飲み込まれる格好となった。前半14分、21分と立て続けに相手のエースFWオリー・ワトキンスにゴールを許すと、同26分にはオウンゴールでさらに失点。3点のビハインドを背負ってハーフタイムを迎えた。

 後半開始と同時にスペイン代表FWアンス・ファティを投入するなど一挙3枚替えを敢行し、後半5分にはファティが1点を返すも、反撃はこの一撃のみ。ワトキンスにハットトリックを達成されるなど、後半にも3失点を重ねて、1-6で敗れた。

 三笘は左サイドでフル出場。ファティの得点の起点になり、ドリブルからフリーキックを獲得する場面などもあったが、対峙した右SBのキャッシュの厳しいマークに苦しめられ決定的な活躍を見せることはできなかった。

 英国バーミンガムの地元メディア「バーミンガム・ライブ」の選手採点では、アストン・ビラのキャッシュに10点満点中の8点がつけられ、三笘封じのタスクを遂行したと評されていた。

「右サイドで走ることを止めなかった。三笘を黙らせるという大きなタスクを与えられ、彼はそれをやり遂げた。このウインガー(三笘)のペナルティーボックスでの関与はほんの数回に限られていた」

 サイドで繰り広げられた三笘とキャッシュのマッチアップは、攻撃面でも存在感を発揮したキャッシュに軍配が上がっていた。

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