トリックPKがまさかの不発 がら空きゴールへの“豪快ミス”に海外注目「一体何をして…」

ガラタサライでプレーするマウロ・イカルディ【写真:ロイター】
ガラタサライでプレーするマウロ・イカルディ【写真:ロイター】

前半のPKシーンに脚光

 トルコ1部ガラタサライは現地時間9月26日、国内リーグ戦でイスタンブールスポルとアウェーで対戦し、1-0の勝利を収めた。リーグ首位に立ったなか、この試合ではまさかの決定機逸シーンが話題を呼んでいる。

 リーグ戦連覇を目指すガラタサライはこの試合、前半42分に試合を動かす。左サイドを駆け上がったトルコ代表FWケレム・アクトゥルコールがペナルティーエリア中央へグラウンダーのクロスを供給すると、これを受けた元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが細かなステップでわずかなシュートコースを見つけ出し、右足を一閃。低く鋭い弾道の一撃がゴールネットを揺らした。

 後半は、シュートのクロスバー直撃やオフサイド判定による取り消しなどで追加点こそ奪えなかったものの、ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラを中心に守備陣がリードを死守。敵地で手堅く勝ち点「3」を獲得した。

 ガラタサライが最少得点差で勝利したこの試合では、前半に絶好のチャンスでまさかのミスが。それは、同36分に獲得したPKシーン。キッカーを務めたアクトゥルコールはゆっくりとした助走からシュートモーションに入るも、インパクトの瞬間にボールをちょこんと左前に出しトリックPKを選択した。これに走り込んだのはイカルディ。相手GKはゴール右に飛び、がら空きになった反対へあとは冷静に流し込むだけと思いきや、イカルディのシュートは左ポストの外へ。先制のチャンスを逃したイカルディは両手で頭を抱え、天を仰いだ。

 このトリックPK失敗シーンに、衛星放送「ビーイン・スポーツ」トルコ版も注目。公式X(旧ツイッター)で動画を公開したところ、コメント欄には「一体何をしているんだ?」「本気なの?」「世界一面白いPK」「最も笑った瞬間」「コメディ番組」といった反応が寄せられた。

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