「必要以上に晒し者にされたり…」 日本代表シュミットの“GK論”に賛同続々「すごい共感できる」

日本代表のシュミット・ダニエル【写真:高橋学】
日本代表のシュミット・ダニエル【写真:高橋学】

「どんな試合であろうとGK同士は試合が終わってから讃え合う」

 ベルギー1部シント=トロイデンの日本代表GKシュミット・ダニエルが自身の公式SNSを更新。“ゴールキーパー”という特殊なポジションについて、自身の見解を述べている。

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 31歳のシュミットはベガルタ仙台やロアッソ熊本、松本山雅FCでのプレーを経て、19年夏にシント=トロイデンへと渡った。197センチの高さと正確なキックを武器にクラブの戦力となってきた。今季は開幕4戦に出場したものの、それ以降はベンチ外に。移籍報道もあったなかで、新たに浦和レッズから加入したGK鈴木彩艶が先発を飾っている。

 日本代表としても2018年以降名を連ねるシュミット。9月22日に自身の公式X(旧ツイッター)を更新し、“ゴールキーパー”という特殊なポジションについて言葉を発信した。

「GKって1つのミスで必要以上に晒し者にされたり、集中砲火されたりで失うものが多すぎる気がする。特別なメンタリティが必要なポジション。年々GKの人たちへの尊敬の念が大きくなる。どんな試合であろうとGK同士は試合が終わってから讃え合う。ファミリーだから」

 こうした言葉にSNS上のファンも反応。「お互いに分かってるからこそ讃えあえる」「きついポジションですよね」「尋常じゃないほどの重みがある」「これは本当にそう」「すごい共感できる」「この考え方が好き」と賛同する声が多くあがっている。

 また20日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループA第1節では、ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンと対戦したマンチェスター・ユナイテッドGKアンドレ・オナナが甘いコースのシュートを防げず失点してしまったシーンが話題を呼んだ。

 こうした背景もあり「オナナのことだろうか?」といったコメントも寄せられたが、シュミットの実直な発言はファンの心に刺さっていたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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